本校、動物飼育科では、専門家としての飼育員を育成する上で
上野動物園 元園長 小宮輝之先生をはじめ
各専門講師陣から講義を実施しております。
近年、国内の動物園でも意義が問われるようになってきており、
ライオンやゾウ、ホッキョクグマ、パンダ、コアラと言った
集客が望める動物を飼育してお客を楽しませるだけでなく
飼育動物の幸せや、動物福祉、環境教育などを伝える時代となってきました。
そこで、本校、動物飼育科でも家庭でも親しまれている
ペット(愛玩動物)の飼育方法に特化した専門知識の提供ではなく、
絶滅の危機に瀕した野生動物を生息域外保全と言う形で種の保存を行っている
動物園(教育提携先:東武動物公園)と教育提携を結び
「産学協同授業」を行っております。
東武動物公園での「産学協同授業」では、普段の生活で接する
ことのできない、展示動物の飼育業務、来園されるお客様で
特に児童を中心に自然科学の教育の入り口になるよう動物たちの魅力を
本校生徒たちが伝えております。
この「産学協同授業」を通し、動物福祉や動物園の理念、
なぜ、動物園で動物を飼育するのか?
飼育動物の展示意識を持たすことができるよう教育を提供していきます。